さて、明日から中国は大連方面へ行きます。そろそろ海外渡航荷物の準備をしているわけですが、まぁ少々何を忘れてもほとんど海外で調達出来ます。今まで様々な忘れ物をしたことがありますが、韓国や中国には普通にファミリーマートがあったり、肌寒いな!と思ったらユニクロがあったり、上海にはMUJI無印良品があった。少しローカルな所へ行けば安く手に入ります.下着(ワゴン積み5枚15元 約250円)やYシャツ(20元 約330円)や靴下も手に入るのでわざわざ日本から持っていく必要があるのか?とさえ思ってしまいます。そして空いたスペースにエレンタール!ですね。
クローン病患者で一番困るのは「薬」これだけは現地調達は非常に困難です。これだけは必ずチェックしておきましょう。
まずは持っていく薬のチェック
プレドニン
ステロイドこれは必須ですね。急な炎症にはコイツの右に出るものはありません。もちろん炎症で狭窄がさらに狭くなった時の腸閉塞には効きますが、狭窄に何かが詰まった場合のイレウス(腸閉塞)には意味がありませんので使い方を間違えないように注意ですね。
タケプロン
胃薬、プレドニンやロキソニンなど胃に負担をかけるお薬を飲むわけですから必須です。
クラビット
何かに感染した時に必要ですね。もちろんいかがわしい遊び対策ではありません。レミケードやプレドニンを使っている場合は抵抗力が落ちていますので風邪の菌等に感染した場合や私のようによく意味なく膀胱炎になってしまう人はあった方がいいですね。
ロキソニン
発熱や痛みどめの万能選手、炎症による腹痛もそうですが急な歯痛や頭痛にも対応してくれます。
アレジオン
アレルギーの薬。プレドニン(ステロイド)を飲んでいない場合は有用です。中国で急に鼻炎が酷くなって鼻づまりに苦しんだ経験があります。プレドニンを飲んでいる場合はプレドニンがこの役目をしてくれるので飲んでもあまり意味がありません。
ハルシオン
睡眠導入剤、神経が高ぶって眠れないことがあります。今回の渡航は全て五つ星のホテルなので心配はないですが、よくわからない所にいくと夜中じゅうどこからともなく騒がしかったりと色々と睡眠を妨げることがありますのでお守りです。
持っていくと便利な薬
ルル点鼻薬
何かの拍子にアレルギー症状が出て鼻が詰まって苦しい場合の対策です。
ゲンタシン軟膏
抗生物質入りの軟膏、怪我等をして化膿した場合に助かります。
ステロイド入り軟膏
よくわからない急な皮膚症状に対応。私は過去に何かの化学物質に触れたのか?植物か?どうかわかりませんが、片腕に湿疹が出来て痒くて大変でした。ステロイド入り軟膏があれば急場をしのげます。
マスクと酔い止め
あとはマスクと酔い止め。特にクローン病は乗り物に弱い人が多いような気がします。私も乗り物に弱いので酔い止めは必須です。ただ酔い止めは腸の動きを抑えるので狭窄持ちやイレウス(腸閉塞)気味の私のとっては少し飲むのが怖い気もします。マスクは鳥インフルがどーだこーだって騒いでいるからです。
あと注意として
これらの薬の飲む飲まないの判断をするためには、定期的な検査で狭窄の度合いやお腹の中に膿瘍が出来ていないか?をチェックをしておくといいですね。特に腸間膜に膿瘍が出来ていたりするとそれが破裂して腹膜炎になったりします。私は今回このようなチェックをしていないので心配です。腹膜炎とかなったら薬がどーのこーのと言うより病院でGO!となります。よって普段と少し違う痛みになったら、無理をせず帰国してくる勇気と決断が必要です。
“海外渡航の準備-クローン病患者海外出張事情130519” への2件のフィードバック
お気をつけていってらっしゃい。
エレンや医薬品の海外持ち出しには問題ないのですね?
海外でのお仕事は、まだ経験ありませんが、やはり不安とか、ストレスとかあるのでしょう。
まあ、それ以外の部分では、日本と変わらないようですので、その点は安心みたいですね。
中華料理を食べてこられるほど、体調が良くなれば良いのです。
無事帰国のご報告をお待ちしています。
シンジさん、こんばんわ。
無事に一日目はクリアーです。
エレンタールなどの医薬品ですが、今まで止められたりしたことはありません。ただ、ラコールなどの液体は機内持ち込みは無理かもしれませんね。
とりあえず、週末まで中国なので厳しいです。