今日はアレルギーの日だ。1966年02月20日、米ラホイヤアレルギー免疫研究所の石坂公成博士がIgE抗体を発見を発表した日。1995年に日本アレルギー協会がこの日を「アレルギーの日」と決めた。アレルギーなるまでにはまず準備段階として花粉やダニなどの異物(抗原)が体内に入り「IgE抗体」と言う物質ができる。IgEは元々は寄生虫などに反応してできる。正常な人だと生産はある程度で治まるが、免疫のバランスが崩れると、大量に出来てアレルギー体質になる。IgEが受け皿であるマスト細胞に結合。次に発症段階として再び花粉などの抗原が体に入り、マスト細胞などにくっついているIgEに結合する。すると細胞内にあるヒスタミンなどの刺激物質が出てくる。ヒスタミンなどが別の細胞の受容体に結合。するとくしゃみや痒みや鼻水を引き起こす。異物を排除する反応だ。
クローン病も
クローン病は原因がよくわからない病気ですが、概ねアレルギーに似たような感じなのかな?って思ってしまう。アレルギーはどうであれ、イムランのような免疫抑制剤。ステロイド。レミケードやヒュミラのような抗TNFα抗体製剤等。免疫反応を抑制する薬が効くってことはそうだろうし、ラコールにしろエレンタールにしろ食事制限は抗原を入れないと言うことだろう。自分の体を守るハズの免疫が自分自身を破壊する。どうやってその暴走スイッチが入ったか?どうのようにしたらそのスイッチをオフに出来るのか?なんとなくですがスイッチがオンになる原因はつかめてもオフにする方法がなかなか見つからないんだろうなって気がする。