まぁ、私のように既にクローン病と確定してしまっている人間にはあまりカンケーない話と言えばカンケーがないのですが。
東京大学で唾液で腸炎を判定する手法を考案したらしい。腸炎患者の唾液では、細菌の種類や数が大きく変わっていたとのデータがある。
またクローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患35人と健康な人24人の唾液2〜3ミリリットルから細菌を取り出した。
菌の数が違う
取り出した唾液の細菌のDNA配列を解析する。約200種類の細菌それぞれの数を調べると数十種類で健康な人と腸炎患者では菌の数が変わっていた。
菌の役割を調べる
今後は菌の役割を解明し、病気との関連を調べる。今後、病気の予防や診断、治療効果の判定に使える菌を絞り込む。
早期診断に効果あるかな
クローン病や潰瘍性大腸炎の検査はなんといってもそこそこの辛い。大腸内視鏡は下剤がまず嫌。そして炎症でおかしくなっている腸にファイバーを突っ込まれるとそれはそれは苦痛です。小腸造影も鼻からチューブだったりとこれまた苦しい。この菌による診断が確立されたら、初診には有用ですね。もちろん以後は厳しい検査のオンパレードが待っていますが。
新聞を見ていても
ここ数年の話ですが、新聞紙上に潰瘍性大腸炎やクローン病と言った炎症性腸疾患の記事を本当によく見るようになりました。あちこちで色々な研究がされているんだな。と感じます。