コーヒーには抗炎症作用があるのでは?-クローン病 コーヒー131006


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ブログの記事で「クローン病にコーヒーはダメ」と書いてありましたが、やはりクローン病にコーヒーはダメなのですかね?私はクローン病と診断されて約10年です。毎日コーヒーを飲んでいますが、そこまで調子悪くなったことはありません。またコーヒーには抗炎症作用があると聞いたことがあります。クローン病も炎症なのでコーヒーの抗炎症作用って期待できませんかね?(笑)。私はコーヒー大丈夫ですよと言うご報告まで。

過去に何度かクローン病とコーヒーに関してはこのブログでも取り上げておりますが、その度に「私、大丈夫なんですけど~」「俺は大丈夫だぜ?あんたコーヒーネガティヴキャンペーンだな?」とか。「あんたコーヒーだめだ!って言っている割にはよくブログの記事にコーヒー飲んだ!って書いてあるぜ!どう説明するんだ?」とか。「テメーの物差しですべてが測れると思うなよ」とか。かなり内容は盛っていますがそんなところです(笑)

もちろんコーヒー無理です!って人もいますが大丈夫です!って人も結構いらしゃるようです。
これは私のクローン病にコーヒーはあまり良くないってことで個人差があるってことですね。

なんか、私が反コーヒー派みたいな扱いになっているので、そうじゃないぞ!と言う申し開きです。(笑)

私もコーヒーが大好きで出来ることなら毎日でも飲みたいですが、調子が悪い時に飲むとクローン病が本当に大暴れするんです。。
でも調子がそこそこ良い時は缶コーヒー飲んでいます。




2013年07月頃の日経新聞の記事がソースですが、国立がん研究センターにより肝臓がんの調査では毎日1~2杯飲む人の発症リスクは全く飲まない人の2分の1に。毎日5杯以上飲む人は4分の1に低下したと記されていた。

どうやらコーヒーに含まれるカフェインも細胞を保護する役割が最近注目されており、抗酸化作用があるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」は血糖値の上昇を抑える効果でも注目されているようです。
様々な効果が徐々に解明されていくということで。

【コーヒーが健康に及ぼす影響】
東京薬科大学岡希太郎氏
UCC上島珈琲

評価が定まって来た例

肝臓がん、子宮がん、大腸がん、頭頸部のがん

有効な成分:カフェイン、クロロゲン酸
酸化反応や炎症を抑え細胞を保護する。

2型糖尿病

有効な成分:クロロゲン酸
糖の吸収を抑制。インスリンの分泌を促進する。

パーキンソン病

有効な成分:カフェイン
神経細胞の保護。

検証が進められている例

アルツハイマー病

有効な成分:カフェイン
中枢神経を刺激

慢性肝炎

有効な成分:カフェイン
肝細胞の保護

調査が少ない例

動脈硬化。血栓

有効な成分:ニコチン酸、5-HMF
脂質の代謝を改善、血液の凝固を抑制

肥満

有効な成分:クロロゲン酸
糖の吸収を抑制

古くはイスラム教の聖職者が「秘薬」として飲用したのがコーヒーです。
ただコーヒーに抗炎症作用があると言う文献はありましたが、クローン病の激しい炎症を抑える程は効力はないようですね。
仕事も終わりコーヒーを飲んでリラックスなひと時を過ごす!って言うのは精神上は良いのかも知れませんね。



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