お問合せから、内容は若干の編集と要約をしています。
私は昨年クローン病と診断された25歳の男性です。3年ほど前から熱が良く出たり、下痢になったり腹痛がありました。昨年の秋ごろに激しい腹痛のために救急で病院行ったところ、急性の腸炎と診断されました。そして年末にまたもや同じような腹痛に襲われました。一度、詳しく調べましょうとなり色々と検査した結果クローン病と診断されました。医師からは「食事に関連が深い病気なので食べる物には気を付けて」と言われました。先月に再度、腹痛となり入院となりました。レミケードをするか?エレンタール等で食事を制限して過ごすか?の選択をしなくてはなりません。レミケードやエレンタールの治療等の詳細は入院中に医師や看護師が教えてくれました。私はレミケードがよさそうでしたが、やはりまずはエレンタールで過ごしてみようと考えています。そこで食事療法なのですがクローン病に良い食べ物とか食事とかあるのですか?病院の栄養士さんにも聞いたのですが、好ましいものはありますが良いものはわりませんね~個人差ありますしって言われました。
今は本当に早く診断がつくのですね。秋頃の腸炎から年末の検査でクローン病って診断されるのですね。若者が原因不明の繰り返す腹痛はクローン病も疑えよ!って診断基準の何かに入っていのですかね(笑)。
まぁそれはよしとして
栄養士さんが言っていることが正しいような気がします。
食事制限はあっても食事療法はない
私の長いクローン病患者生活での理解ですが、クローン病は「食事制限はあっても食事療法はない」と思っています。実はこれを食べればクローン病がマシになるぞ!って言う食べ物はなさそうです。あるとしたらこれは食べてもクローン病が悪化しにくいぞ!って言うスタンスですね。
クローン病に良い食事(食べ物)はない
良く目にはブルベリーが良いとか、肝臓はしじみとかウコンとかが良いとか、その病気が改善に向かう食事療法と言うものが存在することが多いのですが、残念ながらクローン病は食事そのものが悪化の要素です。クローン病は食べないことが最高の食事療法と言う悲しい病気です、
例えばニンニク
例えばニンニクですが、ニンニクと言えば食事療法の王様みたいなもので、免疫力をあげたり、滋養強壮を助けたりと。適度なニンニクは消化器官の運動を助け、胃腸の働きを正常にします!ですがクローン病患者が食べるには刺激が強すぎて腹痛を起こしたり潰瘍が悪化して出血したりする人もいます。一般的には体に良いとされるものがクローン病には良くないってこともありますので注意が必要です。
食べないのが一番の食事療法
なんか嘘みたいな話ですが。クローン病患者は「食べないのが一番の食事療法」なんです。だからエレンタール一本で行けるのであれば緩解期はより長く保てるでしょう。でもそれじゃ人生が寂しすぎるじゃないですか?だからクローン病患者にとって好ましい食べ物(低脂質、低刺激、低残渣)のものからさらに自分のクローン病にあった食べ物を探すわけですね。ここが個人差の部分で人それぞれ違いますので自分のお腹に聞くしかないです。(笑)
もちろんレミケードで食事の幅は増える
もちろんレミケードを投与することにより食事の幅は劇的に増えることが多いでしょう。しかしバランスの良い食事を心がけるけとにより体そのものが正常に近づきますし、クローン病の再燃も避けることが出来ることが多いです。レミケードを投与していて平気だ!ってことでファストフード系やインスタント系ばかり食べていてはだめですよね。
レミケードしていても食事制限
レミケードをしているからクローン病は大丈夫!といかないこともあり、レミケードを投与して腸管は落ち着いていても痔瘻等の合併症が出てきたりする人もいます。私もレミケードのお蔭で肉類とかも食べれるようになりましたが(現に土曜日もすき焼きを食べました!)、しかしそれを続けると確実に再燃します。やはり自分のクローン病はレミケードと言う薬で抑えているんだ!と言う認識を持ってバランス良い食事を心がけるしかありませんね。