明日はレミケード投与日なので北野病院へ行きます。06月24日からスタートとして4回目になります。今のところ大きな副作用もなくこれています。最近はなんとなく詰まり気味だったり微痛が出たりはしますが、ある程度食べることができます。
ほんと数か月前の状況からは考えられないことです。1日でも安定した日々が続くようにコントロールしていきたいものです。
食べれるようになった
レミケードの効果が出てきており、食べれるようになりました。もちろん時々クローン病の病勢が悪化することもありますが、適時エレンタールやラコールで調整すればなんとかなるようになりました。回復も早くなったと感じています。
下痢も改善
健康な人のようにしっかりとした便ではなく、俗に言う泥のような軟便ではありますが、水のような下痢便の回数は減りました。大腸にも効いているんだなと感じます。
潰瘍性大腸炎
何回か記事内では取り上げていますが、私は潰瘍性大腸炎の診断も下っております。直腸からS状結腸までは連続性の病変があり陰窩膿瘍も見つかっています。これは病理上は潰瘍性大腸炎なのです。でも何回かの検査の結果クローン病と最終診断されています。
陰窩膿瘍(いんかのうよう)
潰瘍性大腸炎は慢性炎症性腸疾患の一つです。慢性に消化管粘膜に炎症を引き起こす、いまだ原因不明の難治性疾患なのです。陰窩膿瘍(crypt abscess)とは、潰瘍性大腸炎の患者さんの炎症粘膜の病理所見(顕微鏡で見た所見)のひとつです。医師は大腸内視鏡検査の時に潰瘍性大腸炎を疑った場合に組織の生検を行い、顕微鏡所見でもって確定診断を下すことになります。潰瘍性大腸炎の確定診断に有用な所見が、この「陰窩膿瘍」なのです。