03月17日出張途上で肛門付近にチクッと痛みを感じました。ホテルのお風呂で肛門付近を触ってみると明らかに腫れている。これはクローン病患者が恐る肛門周囲膿瘍ではないか?と言うお話。痛くなった経緯は前回の投稿にて。
肛門周囲に違和感を覚え不安なまま眠ってしまいました。翌朝起きると「さらに腫れています」おまけに触ってもいないのに少し痛い。激しく痛いわけではないのでそのままホテルを出る。春めいた快晴の朝の街ですが気分は曇りです。世間では新型コロナウィルスで大騒ぎですが、私はそれどころじゃありません。自分のお尻で大騒ぎです。
もう大阪帰ろかな?
大阪に帰還しようかな?とも思ったのですが、そこまで痛くはないのですよね。気になる痛さ程度なんです。痛くて歩きにくい!座れない!発熱だ!って言う状態になったら大阪に帰還して病院に行くのですけどね。
結局、その日は大阪に帰らずに茨城県へ向かいます。夕食を買いに地元のスーパーに来ました。最近は明太子はお腹に刺激なので食べないのですがタラコでハイボール!と思っていたのですが、流石にお尻の状態と痛みでそんな気分にはなれません。適当におにぎりとお茶を買ってホテルに戻りました。
また成長している
お風呂に入って肛門付近を触ってみると、腫物は成長しています。明らかにブヨブヨして「膿が貯まっていますよ!」って感じ。約30年前の痔瘻になった時はもう少しシコリ感があったんだけどな。場所が違うからかな?まぁいいや、眠れない程に痛いわけでもないので寝る!
クローン病の痔瘻はめんどくさい
肛門周囲膿瘍のほとんどは痔瘻に進行します。またクローン病の場合は直腸とか肛門陰窩からすでに痔瘻が始まっていて膿がたまるケースが圧倒的に多いようです。これには一次口、二次口等々と色々な概念がありますので信頼おけるサイトを検索してくださいませ。
クローン病患者が肛門周囲膿瘍になったらほぼ痔瘻確定!らしいです。手術一発!で治れば良いのですが、クローン病の合併症の痔瘻は根治手術はしません。シートン法等で膿を出すためにドレナージを通して長期的に様子を見ます。非常に面倒ですね。
痔瘻までには発展しないまでも、クローン病患者の90%が痒いものから痛いものまで肛門になんらかの病変があると言われています。